2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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イーソル株式会社の2025年12月期第1四半期は、売上高28.86億円(前年同期比7.1%減)、営業利益1.6億円(同65.1%減)と減収減益となりました。主力の組込みソフトウェア事業では、エンジニアリングサービスが伸長しましたが、前年の一時的収入の反動で減収となりました。通期では増収を見込んでおり、自動車市場の変革に対応した事業展開が注目されます。
主な事業セグメント
イーソル株式会社の主な事業セグメントは、組込みソフトウェア事業とセンシングソリューション事業です。組込みソフトウェア事業では、自動車市場をメインターゲットとしたフルスタックエンジニアリングを提供しています。センシングソリューション事業では、食肉市場や物流業界向けに車載プリンタやハンディターミナルを販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高28.86億円(前年同期比7.1%減)、営業利益1.6億円(同65.1%減)、経常利益1.68億円(同63.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1.12億円(同70.3%減)となりました。組込みソフトウェア事業では、前年同期の一時的な自動車向けライセンス収入がなくなった一方、エンジニアリングサービスが大きく伸長しました。センシングソリューション事業は微増となりましたが、セグメント損失を計上しています。
貸借対照表の変化
総資産は67.38億円(前期末比3.6%減)、負債は17.52億円(同12.3%減)、純資産は49.85億円(同0.1%減)となりました。主な変動として、流動資産の現金及び預金が3.71億円減少、流動負債のその他が3.74億円減少しました。自己資本比率は74.0%(前期末71.4%)と改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の開示はありませんが、現金及び預金が3.71億円減少しています。これは主に、賞与引当金の増加1.77億円や法人税等の支払いなどによるものと推測されます。投資活動や財務活動による大きな変動は見られません。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想に変更はありません。通期では売上高127.07億円(前期比6.7%増)、営業利益9.18億円(同17.5%減)、経常利益9.46億円(同18.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6.81億円(同23.6%減)を見込んでいます。第2四半期累計期間も減収減益を予想していますが、通期では増収を見込んでいます。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、第2四半期末1.5円、期末4円の年間5.5円で、前期と同額を予定しています。
注意事項
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