2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社ブロードエンタープライズの2024年12月期決算は、売上高46.97億円（前年比18.7%増）、営業利益7.38億円（同45.5%増）と大幅な成長を達成しました。主力サービスの堅調な推移に加え、新サービス「BRO-WALL」の順調な立ち上がりが貢献しています。2025年12月期も引き続き高成長を見込んでおり、売上高60億円（前年比27.7%増）を予想しています。
主な事業セグメント
株式会社ブロードエンタープライズは、インターネットサービス事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に賃貸住宅向けの高速インターネット「B-CUBIC」、IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」、宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」、外壁塗装・大規模修繕工事「BRO-WALL」などのサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の経営成績は、売上高が46.97億円（前年比18.7%増）、営業利益7.38億円（同45.5%増）、経常利益5.64億円（同55.2%増）、当期純利益3.46億円（同5.5%増）となり、売上高は過去最高を更新しました。主力サービスの「B-CUBIC」や「BRO-LOCK」の受注が堅調に推移し、「BRO-ROOM」も大幅な受注増を達成しました。新サービス「BRO-WALL」も順調に案件を獲得しています。
貸借対照表の変化
資産合計は79.5億円（前年比9.2%増）となりました。主な変動として、売掛金が11.82億円（40.4%）増加し、未収入金が1.67億円（63.6%）増加しました。一方、前払費用が2.41億円（23.1%）減少しています。負債合計は67.43億円（5.0%増）で、短期借入金が9.08億円（112.2%）増加しましたが、前受金が8.33億円（25.8%）減少しました。純資産は12.07億円（40.5%増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10.96億円の支出（前年は6.31億円の支出）となりました。主な要因は売上債権の増加11.83億円と前受金の減少8.33億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2,600万円の支出（前年は2,100万円の支出）でした。財務活動によるキャッシュ・フローは10.51億円の収入（前年は7.75億円の収入）となり、主に短期借入金の増加9.08億円と長期借入れによる収入9億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想は、売上高60億円（前年比27.7%増）、営業利益9.05億円（同22.5%増）、経常利益6.55億円（同16.1%増）、当期純利益4億円（同15.6%増）を見込んでいます。主力サービスの拡大に加え、AIシステムの開発推進や「BRO-ZERO」スキームの活用により、賃貸住宅市場だけでなく戸建・分譲・ビルなど住宅全体へのマーケット拡大を目指しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期末日における配当予想額は未定とされています。
注意事項
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