2025年８月期 第２四半期決算短信の要約
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株式会社チームスピリットの2025年8月期中間期決算では、売上高が23.19億円（前年同期比9.1%増）、営業利益が1.34億円（前年同期は8,000万円の損失）と増収増益となりました。ARRは39.88億円（同11.3%増）と成長しましたが、エンタープライズ案件の商談長期化により増加率は低調でした。通期予想は売上高50億円（前期比13.1%増）、営業利益1.5億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社チームスピリットは、勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議等の社内業務システムのクラウドサービス「チームスピリット」及びAI議事録ソリューション「Synclog」等を提供するSaaS事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は23.19億円（前年同期比9.1%増）となりました。ライセンス売上高は19.35億円（同11.8%増）、プロフェッショナルサービス売上高は3.84億円（同2.9%減）でした。営業利益は1.34億円（前年同期は営業損失8,000万円）、親会社株主に帰属する中間純利益は1.1億円（前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失6,300万円）と大幅に改善しました。ARRは39.88億円（前年同期比11.3%増）となりましたが、エンタープライズ案件の商談期間長期化により新規追加が伸び悩み、増加率は低調でした。
貸借対照表の変化
総資産は39.62億円（前期末比7.3%増）となりました。主な変動として、流動資産が2.05億円増加し33.29億円に、固定資産が6,400万円増加し6.33億円となりました。負債は25.99億円（同5.5%増）で、主に繰延収益の増加によるものです。純資産は13.63億円（同10.9%増）となり、主に親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加が要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.97億円の収入（前年同期は1,200万円の収入）となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益1.38億円の計上や繰延収益2.96億円の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは2,100万円の支出（前年同期は1.07億円の収入）で、主に子会社株式の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは100万円の支出（前年同期は0円の支出）でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想について、売上高は50億円（前期比13.1%増）、営業利益は1.5億円、経常利益は1.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.2億円を見込んでいます。当中間期において税金費用の負担率が低下したことから、親会社株主に帰属する当期純利益の業績予想値を上方修正しました。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年8月期の年間配当金予想は0円となっています。
注意事項
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