2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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FIG株式会社の2025年12月期第1四半期は、IoTセグメントの好調により売上高34.51億円(前年同期比12.9%増)、営業利益2.56億円(同49.6%増)と増収増益を達成しました。特にタクシー配車システムとペイメントサービスが堅調に推移し、業績を牽引しています。通期予想も増収増益を見込んでおり、IoT事業の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
FIG株式会社の主な事業セグメントは、IoTとマシーンの2つです。IoTセグメントではIP無線やモビリティ関連サービス、ペイメントサービスを展開しています。マシーンセグメントでは半導体・自動車関連製造装置や搬送ロボットを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高34.51億円(前年同期比12.9%増)、営業利益2.56億円(同49.6%増)、経常利益2.44億円(同42.7%増)と増収増益となりました。特にIoTセグメントが好調で、タクシー配車システムとペイメントサービスが堅調に推移しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.49億円(同45.3%減)と減益になりました。これは前年同期に固定資産売却益2.2億円の特別利益があったためです。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が152.24億円(前期末比4.2%減)となりました。主な変動は、現金及び預金の6.84億円減少、棚卸資産の2.23億円減少です。負債は70.83億円(同8.3%減)となり、主に長期借入金の3.49億円減少、支払手形及び買掛金の2.2億円減少によるものです。純資産は81.4億円(同0.4%減)とほぼ横ばいでした。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が6.84億円減少しています。これは主に長期借入金の返済3.49億円や仕入債務の減少2.2億円によるものと推測されます。一方で、売上債権は2.73億円増加しており、営業活動によるキャッシュ・フローにマイナスの影響を与えたと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高13,600～145億円(前期比13.2%～20.7%増)、営業利益800～11億円(同119.9%～202.4%増)、経常利益800～11億円(同103.4%～179.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益552～7.5億円と、増収増益を見込んでいます。特にIoTセグメントの成長が期待されています。
株主還元
配当については、2025年12月期の年間配当予想は1株当たり5円で、前期と同額を維持する予定です。
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