2025年３月期 決算短信の要約
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プロパティデータバンク株式会社の2025年3月期決算は、主力サービス「@property」の大型案件獲得や新サービスの拡大により、売上高33.2億円（前期比31.9％増）、営業利益9.37億円（前期比115.7％増）と大幅な増収増益を達成しました。今後も不動産WHOLE LIFEの実現に向けたサービス拡充と顧客層拡大を進め、さらなる成長を目指しています。
主な事業セグメント
プロパティデータバンク株式会社は、不動産・施設の運用管理を支援するクラウドサービス「＠property」を主力とし、BIM連携可能な設備メンテナンスDX「@cmms」、ワークプレイス運用DX「@iwms」、店舗管理DX「@commerce」、ドキュメント管理DX「@knowledge」等のサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は33.2億円（前期比31.9％増）、営業利益は9.37億円（前期比115.7％増）、経常利益は9.39億円（前期比114.6％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は6.34億円（前期比112.7％増）となりました。主力サービスの「@property」の大型案件への取組が功を奏し、クラウドサービスの売上拡大が継続しました。また、「@knowledge」や「@cmms」においても複数顧客から売上を計上し、顧客層が拡大しています。
貸借対照表の変化
当連結会計年度末の総資産は48.37億円（前期比24.2％増）、純資産は38.49億円（前期比16.7％増）となりました。流動資産は32.58億円（前期比39.4％増）で、主に現金及び預金が8億円、売掛金が1.39億円増加しました。固定資産は15.79億円（前期比1.3％増）で、主にソフトウエアが3.08億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは12.77億円の増加（前期比92.0％増）となり、主に税金等調整前当期純利益9.53億円、減価償却費2.95億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3.56億円の減少で、主に無形固定資産の取得による支出2.76億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.22億円の減少で、主に配当金の支払額1.17億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高40億円（前期比20.5％増）、営業利益10.4億円（前期比11.0％増）、経常利益10.4億円（前期比10.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益7.5億円（前期比18.2％増）を見込んでいます。主力の「@property」事業では、顧客層とサービス領域の拡大を目指し、特に2027年度から導入予定の新リース会計に向けた開発と拡販に注力する予定です。
株主還元
当連結会計年度の1株当たり配当金は24円00銭（前期比4円00銭増）となりました。2026年3月期の1株当たり配当金予想は12円00銭となっていますが、これは2025年7月1日を効力発生日とする1株につき2株の株式分割を考慮したものです。株式分割を考慮しない場合の配当金は24円00銭となります。
注意事項
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