2026年6月期 決算短信の要約
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メルカリの2026年6月期は、売上収益が前年同期比19.0%増の2,293億円、コア営業利益が60.2%増の442億円、親会社帰属当期利益が35.6%増の354億円と、いずれも過去最高を更新しました。国内GMVの二桁成長回帰やFintechの拡大、米国事業の黒字維持が業績を牽引しています。
主な事業セグメント
メルカリの主な事業セグメントは「Japan Business」と「US」の2つです。Japan Businessは国内フリマアプリ「メルカリ」を中核とするMarketplaceと、決済・金融サービスのFintechで構成されます。USは米国でのフリマアプリ「Mercari」の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年6月期の連結業績は過去最高を更新しました。売上収益は前年同期比19.0%増の2,293億円、コア営業利益は60.2%増の442億円、営業利益は57.7%増の439億円となりました。親会社帰属の当期利益は35.6%増の354億円と、増収・増益が連動して実現しています。Japan BusinessのGMVは14.7%増と二桁成長へ回帰し、Fintechの債権残高も44.4%増と順調に拡大しました。USも売上収益が12.0%増となり、セグメント利益は125.8%増と大幅改善しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前年度末比33.6%増の7,266億円となりました。営業債権及びその他の債権が42.9%増の3,640億円、その他の金融資産(流動)が大幅増加の1,277億円となった一方、差入保証金は98.8%減の8億円と急減しました。負債合計は32.7%増の5,892億円、資本合計は38.0%増の1,375億円となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローはマイナス95億円と、前年同期のマイナス119億円から改善しました。投資活動はマイナス292億円と前年同期のマイナス314億円から若干改善しています。財務活動は短期借入金の増加や社債発行等により735億円の収入となり、前年同期の5億円から大幅に増加しました。期末の現金及び現金同等物は1,841億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年6月期の連結売上収益は2,600億円〜2,900億円(前期比13.4%〜26.5%増)、コア営業利益は450億円以上(前期比1.9%増以上)が見込まれています。売上収益は引き続き成長が期待される一方、コア営業利益の増加率は今期の60.2%増から大幅に鈍化する見通しとなっており、投資継続による利益率の伸び鈍化が想定されます。
株主還元
当期(2026年6月期)の年間配当金は0円で、前期同様に無配となっています。次期(2027年6月期)の配当予想も0円の予定です。なお、後発事象として自己株式の取得(上限400万株・100億円)と消却が決議されており、株主還元は配当ではなく自社株買いで行われる方針です。
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