2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社東邦システムサイエンスの第3四半期累計期間業績は、売上高131.05億円（前年同期比9.0％増）、営業利益11.73億円（同5.7％増）と増収増益を達成しました。金融・非金融両ソリューションでの成長、特にDX関連需要の拡大が業績を牽引し、通期予想に向けて順調に推移しています。財務面では自己資本比率が71.0％に向上し、安定した経営基盤を維持しています。
主な事業セグメント
株式会社東邦システムサイエンスは、ソフトウェア開発を主な事業としています。金融ソリューション（銀行、証券、生命保険、損害保険、その他金融）と非金融ソリューションの2つの主要セグメントがあり、情報システムサービス等も提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の業績は、売上高131.05億円（前年同期比9.0％増）、営業利益11.73億円（同5.7％増）、経常利益11.85億円（同5.9％増）、四半期純利益8.06億円（同5.7％増）となりました。金融ソリューションの売上高は93.34億円（同6.1％増）、非金融ソリューションは35.03億円（同19.6％増）と、両セグメントで成長が見られました。特に非金融ソリューションでは、DX対応ニーズの高まりを背景に、新規顧客獲得や領域開拓が進展しました。
貸借対照表の変化
当第３四半期会計期間末の総資産は135.23億円（前事業年度末比0.3％増）、負債は39.15億円（同4.8％減）、純資産は96.07億円（同2.6％増）となりました。主な変動として、流動資産が7,200万円増加し、流動負債が2.67億円減少しました。自己資本比率は71.0％と、前事業年度末の69.5％から改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前事業年度末比1.26億円増加し98.73億円となりました。また、減価償却費は3,111.1万円（前年同期2,993.7万円）と微増しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高178億円（前期比9.3％増）、営業利益17億円（同8.0％増）、経常利益17.1億円（同8.0％増）、当期純利益11.89億円（同9.9％増）を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績に対して、第4四半期での更なる成長を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前期と同様に1株当たり40円（中間20円、期末20円）を予定しています。配当性向は40％程度を基本方針としており、安定的な株主還元を継続する姿勢を示しています。
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