2025年3月期決算短信の要約
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株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの2025年3月期連結業績は、売上高476億6,800万円(前年比1.4%増)、営業利益41億400万円(同2.5%減)となりました。婚礼単価上昇やホテル事業の好調が増収に寄与し、純資産は182億1,100万円(同7.4%増)に拡大しています。
主な事業セグメント
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、国内ウェディング事業を主な事業セグメントとしています。ウェディングの企画・運営、商品企画に加え、ホテル事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が476億6,800万円(前年比1.4%増)、営業利益41億400万円(同2.5%減)、経常利益35億8,600万円(同4.5%減)となりました。婚礼取扱件数は減少したものの、婚礼単価が上昇し401.7万円(前年比9.3万円増)となりました。ホテル事業では、インバウンド需要拡大により平均客室単価と稼働率が向上しています。
貸借対照表の変化
総資産は532億4,100万円(前年比2.1%減)となりました。有形固定資産が14億9,100万円減少した一方、繰延税金資産が7億500万円増加しています。負債は350億2,900万円(同6.4%減)となり、借入金が23億4,000万円減少しました。純資産は182億1,100万円(同7.4%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益35億4,700万円の計上が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは52億7,200万円の収入(前年比38.3%増)となりました。これは主に税引前当期純利益32億3,500万円、減価償却費20億5,400万円、減損損失8億2,000万円の計上によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは5億9,600万円の支出(同76.2%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは50億100万円の支出(同13.9%増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期(9ヶ月決算)の連結業績予想は、売上高354億5,000万円、営業利益18億5,000万円、経常利益14億5,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益5億円としています。決算期変更に伴い9ヶ月間の変則決算となるため、前年比較は記載されていません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり40円(前期比20円増)、配当金総額は5億8,300万円となりました。2026年3月期(予想)の年間配当金は1株当たり31円としています。
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