令和７年２月期決算短信の要約
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引用元：令和７年２月期決算短信（PDF）
株式会社レイの当期業績は、テクニカルソリューション事業が好調だったものの、広告ソリューション事業の低迷により減収減益となりました。売上高104.56億円（前年同期比6.8％減）、営業利益9.27億円（同19.6％減）を計上。次期は増収を見込むものの、経費増加により減益予想となっています。
主な事業セグメント
株式会社レイは、広告ソリューション事業とテクニカルソリューション事業を主な事業セグメントとしています。広告ソリューション事業ではキャンペーンやイベント、展示会、テレビCMの企画制作を行い、テクニカルソリューション事業ではデジタル映像機材を使用した演出技術・映像加工技術を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は104.56億円（前年同期比6.8％減）、営業利益は9.27億円（同19.6％減）、経常利益は10.5億円（同19.9％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は7.45億円（同8.9％減）となりました。広告ソリューション事業は大型案件の受注不足により低調でしたが、テクニカルソリューション事業はエンターテインメント関連案件が好調に推移し、業績を下支えしました。
貸借対照表の変化
総資産は前期比2.79億円減少し91.2億円となりました。主な変動は、売掛金の8.51億円減少、機械装置及び運搬具（純額）の4.96億円増加です。負債は5.22億円減少し23.25億円、純資産は2.44億円増加し67.95億円となりました。自己資本比率は74.5％に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは16.86億円の収入（前年同期比61.1％増）となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益10.38億円、減価償却費5.21億円、売上債権の減少9.32億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは8.36億円の支出（同25.0％増）、財務活動によるキャッシュ・フローは8.13億円の支出（同18.4％増）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の業績見通しは、売上高120億円（前期比14.8％増）、営業利益9億円（同3.0％減）、経常利益10億円（同4.8％減）、親会社株主に帰属する当期純利益7億円（同6.1％減）を予想しています。広告ソリューション事業の改善やエンターテインメント関連市場の堅調な推移を見込む一方、人件費や外注単価の上昇、倉庫増床に伴う移転費用等の経費増加も予想されています。
株主還元
当期の配当金は1株当たり15円、配当金総額は2.01億円となりました。次期の配当予想も1株当たり15円を予定しています。
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