2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ハイマックスの2025年3月期連結業績は、売上高180.66億円(前期比4.1%増)、営業利益18.07億円(同5.1%増)と増収増益となりました。金融機関向けDX案件の拡大が寄与し、特にクレジット向けが25.7%増加しました。2026年3月期は売上高200億円(前期比10.7%増)を見込み、さらなる成長を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社ハイマックスは、システム・ソリューションサービスとシステム・メンテナンスサービスを提供するバリュー・ソリューションサービス事業を展開しています。主に金融機関向けのサービスが中心で、銀行、証券、保険、クレジット業界向けの売上が全体の67.0%を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高180.66億円(前期比4.1%増)、営業利益18.07億円(同5.1%増)、経常利益18.21億円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.93億円(同9.2%増)となりました。銀行、保険、クレジット向けのDX関連案件が拡大し、特にクレジット向けの売上が25.7%増加しました。一方、証券向けの売上は22.3%減少しています。
貸借対照表の変化
資産合計は144.3億円(前期末比8.39億円増)となりました。主な要因は、長期預金が6億円、売掛金が3.36億円、契約資産が2.04億円増加したことです。負債合計は26.48億円(同700万円減)、純資産合計は117.82億円(同8.46億円増)となりました。自己資本比率は81.6%(前期末80.5%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7.66億円の増加(前期は13.89億円の増加)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益18.21億円、売上債権の増加5.4億円、法人税等の支払額5.82億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは3,200万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは5.1億円の減少となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高200億円(前期比10.7%増)、営業利益18.2億円(同0.7%増)、経常利益18.38億円(同0.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.45億円(同3.7%減)を見込んでいます。モダナイゼーション案件やDX案件を中心に、金融機関向けゼロトラスト対応や保険の再構築案件の拡大及び立ち上げを予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり45円(前期比1円50銭増)、連結配当性向は40.3%となりました。2026年3月期の年間配当金は1株当たり46円(予想連結配当性向42.8%)を予定しています。
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