2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社CLホールディングスの2024年12月期決算は、売上収益が前期比5.3%増の382.82億円と増収となったものの、営業利益は71.7%減の3.05億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は67.8%減の1.64億円と大幅減益となりました。主にオフィス統合移転費用や子会社関連の一時的な費用増加が影響しています。次期は増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
当社グループは、マーケティングサービス事業の単一セグメントです。主な事業として、「エクス・テインメント」ビジネスを展開し、広告・販促マーケティング、物販、エンタメコンテンツ市場などにおいて、PMDサービス、限定流通サービス、テーマカフェサービス等を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の経営成績は、売上収益が382.82億円（前年同期比5.3％増）と増収となりました。しかし、営業利益は3.05億円（前年同期比71.7％減）、親会社の所有者に帰属する当期利益は1.64億円（前年同期比67.8％減）と大幅な減益となりました。増収の主な要因はエンタメ顧客向けOEMおよび流通顧客向け物販の好調です。減益の主な要因は、オフィス統合移転に伴う引当費用、人件費等の販管費増加、子会社の公開買付けおよび株式交換に伴う費用増加です。
貸借対照表の変化
総資産は前期比6.07億円増の221.52億円となりました。主な変動として、流動資産では棚卸資産が4.61億円増加、非流動資産では使用権資産が4.08億円増加しました。負債は前期比53.46億円増加し、主に借入金が42.42億円増加しました。資本は前期比47.38億円減少し、非支配持分が36.26億円、利益剰余金が8.9億円減少しました。親会社所有者帰属持分比率は32.9%（前期39.0%）と6.1ポイント低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10.64億円の収入（前期3.86億円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは46.43億円の支出（前期4.54億円の収入）で、主に関係会社株式の取得による支出46.36億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは31.34億円の収入（前期13.65億円の支出）で、主に短期借入金の純増額45.84億円によるものです。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期比4.18億円減少し、47.56億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上収益400億円（前期比4.5%増）、営業利益10億円（前期比227.5%増）、税引前利益9億円（前期比221.0%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益5.6億円（前期比240.6%増）を見込んでいます。当期の大幅減益から回復し、増収増益を予想しています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり5円（前期16円）となり、配当金総額は5,400万円（前期1.62億円）と大幅に減少しました。次期の配当予想は1株当たり16円と増配を予定しています。
注意事項
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