令和７年３月期 第３四半期決算短信の要約
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細谷火工株式会社の当第３四半期累計期間は、火工品事業における大型受注の集中により、売上高11.48億円（前年同期比25.9％増）、営業利益3.61億円（同177.9％増）と大幅な増収増益を達成しました。特に、使用済み火工品の燃焼処分や高エネルギー物質の評価試験などの需要増加が業績向上に寄与しています。
主な事業セグメント
細谷火工株式会社の主な事業セグメントは、火工品事業と賃貸事業です。火工品事業では救命・救難用の防衛装備品や高エネルギー物質の評価試験などを行っており、賃貸事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の経営成績は、売上高11.48億円（前年同期比25.9％増）、営業利益3.61億円（同177.9％増）、経常利益3.69億円（同168.3％増）、四半期純利益2.56億円（同159.4％増）と大幅な増収増益となりました。特に火工品事業では、使用済み火工品の燃焼処分や高エネルギー物質の評価試験などの需要が高まり、大型受注が集中したことで売上高が29.6％増加し、セグメント利益は337.3％増加しています。
貸借対照表の変化
当第３四半期会計期間末の総資産は44.73億円（前事業年度末比8,600万円増）、負債合計12.04億円（同1.33億円減）、純資産合計32.68億円（同2.19億円増）となりました。主な変動として、仕掛品が4.38億円増加（202.9％増）し、流動負債のその他が1.53億円減少（61.6％減）しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が3.26億円減少（33.7％減）しています。一方で、仕掛品が大幅に増加していることから、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっている可能性があります。投資活動では、有形固定資産の取得による支出があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
令和７年３月期の業績予想は、前回発表（令和６年５月13日）から変更はありません。通期の予想は、売上高18.75億円（前期比2.3％増）、営業利益2億円（同2.7％増）、経常利益2.05億円（同1.6％増）、当期純利益1.45億円（同4.6％増）となっています。
株主還元
配当金については、次期配当予想として1株当たり10円が予定されています。これは前期と同額であり、配当方針に変更はないと考えられます。
注意事項
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