(株)ダイキアクシスの決算情報

環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を主な事業セグメントとしています。環境機器関連事業では浄化槽や排水処理システムの開発・製造・販売、住宅機器関連事業では住宅設備・建築資材の卸販売、再生可能エネルギー関連事業では太陽光発電や風力発電事業などを展開しています。

当第1四半期連結累計期間の売上高は128億円(前年同期比7.0％増)、営業利益は7億4,200万円(同45.5％増)、経常利益は8億500万円(同62.8％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億5,100万円(同77.6％増)となりました。環境機器関連事業では大型工事の進捗により増収増益、住宅機器関連事業では冷凍冷蔵・空調設備工事の拡大により大幅増益となりました。再生可能エネルギー関連事業は堅調に推移しています。

総資産は前期末比0.3％増の369億7,500万円となりました。流動資産は6億7,600万円減少し198億3,000万円、固定資産は8億200万円増加し171億4,500万円となりました。負債は前期末比1.2％減の270億7,600万円、純資産は前期末比4.7％増の98億9,800万円となりました。自己資本比率は26.8％と前期末から1.1ポイント上昇しています。

営業活動によるキャッシュ・フローの詳細は記載されていませんが、賞与引当金の支払いや法人税等の納付により減少したと推測されます。投資活動では、ベンチャーキャピタル事業での投資により投資有価証券が増加しています。財務活動では、短期借入金が増加した一方で、長期借入金の返済が進んでいます。

2025年12月期の連結業績予想に変更はありません。通期の売上高は478億円(前期比2.1％増)、営業利益は11億円(同4.9％増)、経常利益は11億5,000万円(同0.7％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億5,000万円(同84.6％増)を見込んでいます。第1四半期の好調な業績にもかかわらず予想を据え置いたのは、高利益率案件の前倒し計上が影響したためと考えられます。

2025年12月期の年間配当金は前期と同額の1株当たり24円(中間12円、期末12円)を予定しています。配当性向は49.1％となる見込みです。