本日、5月4日(月)
マ_24/04_7,000(369円)
<4240>クラスターテクノロジー
前回の投稿。
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仮に5月1日にも修正発表がなければ、むしろ4Qにおいて積極的な費用前倒し(将来への投資)が行われたと捉えることもできる。その場合、今期(2027年3月期)のハードルが相対的に下がり、驚くようなサプライズ予想が出てくる可能性に期待が膨らむ。
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5月1日、業績予想の上方修正がなかった。
5月15日発表予定の2026年3月期(前期)本決算では、むしろ
2027年3月期(今期)の業績予想に関心が移った。
前期の3Q時点における純利益予想は当初の計画から2回の上方修正を経て、1億1200万円。
前期の3Q時点における実績純利益は1億3300万円。
既に業績予想を凌駕。4Qにて、ー2100万円の赤字でも業績予想を達成。
経営者の通信簿の優劣は株価を上げることだと以前にも書いた。
クラスターの経営者はグロース市場における上場基準抵触にかなり悩んだと思量。名証市場へ上場という担保を得て、更に、グロースからスタンダードへの市場変更を勇断に実行。株価が如何に重要か、骨身に染みたことだろう。
株価が騰がるサプライズ的インパクトのある今期の業績予想を恣意的に推測。
上方修正しないのは意図的に利益を抑えるためだと推量。
4Qで前倒しできる費用は、設備投資・修繕費・IT投資・R&D費用など多数。
特に2027年設備投資の前倒しは極めて可能性が高いと考慮。
経営者は何を考えているか?
今期の業績予想にサプライズを与えること。
投資家にとって、配当が一番大きなインパクトを与えると思量。
◎今期の予想配当は8円
前期当初配当:4円
前期最新配当:6円(1円増配、1円名証上場記念)
前期当初配当より4円増配、前期最新配当より2円増配、記念配除くと3円増配
配当性向(DPR):30%(2025年34期定時株主総会資料より)
発行株式数:569万株
DPR=1株配当/EPS
0.30=8/EPS、EPS=80/0.30=26.66
◆8円配当するために必要なEPS:26.7円(約27円)
次にEPS 27円とした場合の純利益
EPS=純利益/発行株式数
純利益=EPS×発行株式数
純利益=27円×569万株
=153,630,000円
◆EPS27円とするために必要な純利益:1億5363万円(約1.54億円)
この数字は現実的か否かを検討
前期の純利益は
・会社予想:1.12億円
・3Q時点:1.33億円
・本決算時:1.4〜1.6億円(全くの仮定)
今期に「純利益1.54億円」は十分に射程圏内
むしろ「1.5億円前後」は自然なレンジだと思量
◆従って、普通配当8円(DPR30%)は実現可能な線にあると思慮。
投資家へのインパクトは
・2026年:当初4円 → 6円(記念配含)
・2027年:普通配8円
2年で配当が2倍(4円 → 8円)
記念配ではなく普通配当の増配
利益成長を裏付けた強いメッセージは、投資家にとって 非常に強いインパクト になると思量。
◎配当8円による財務面からの考察
今期配当8円に必要な総配当額は、
発行株式数:569万株
総配当額=8円×569万株
=45,520,000円
◆総配当額:4,552万円(約0.46億円)
◆今期の純利益(配当8円を出すための必要額)
前に逆算した通り、必要純利益:1.54億円
配当8円 → 純利益1.54億円 → 配当性向30%
配当性向=0.455億/1.54億=29.5%
ほぼ30%でピッタリ
◆財務的な負担はどれくらいか?
クラスターテクノロジーの財務は、盤石。
・自己資本比率(ER)89.9%
・無借金経営
・現金同等物も潤沢
配当4,552万円は財務にほとんど影響しないレベル。
必要純利益1.54億円に対して配当0.46億円
利益の約30%を配当に回すだけ、70%は内部留保として残る。
ER89.9%、配当してもほぼ変わらない状態。
無借金にて、キャッシュアウトの負担が極めて小さく、
借入返済がないから、配当のキャッシュアウトは そのまま負担ゼロに近い。
配当8円を出しても、
・設備投資
・金型更新
・R&D費用
これらに使えるキャッシュは十分残る。
配当8円は財務的に余裕で可能な水準。
むしろ会社の体力から見れば自然な株主還元強化策となる。
という結論に到達した。