2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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積水化学工業の2027年3月期第1四半期は、半導体向け需要の旺盛な取り込みや前倒し需要への対応により、売上高9.1%増の3,329億円、営業利益20.1%増の254億円と過去最高値を更新しました。ただし特別損失の計上により最終利益は2.7%減の127億円となりました。
主な事業セグメント
積水化学工業の主な事業セグメントは、住宅カンパニー、環境・ライフラインカンパニー、高機能プラスチックスカンパニー、メディカル事業の4つです。住宅・建材から高機能素材、医療関連まで幅広い事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の連結業績は増収・大幅増益となりました。売上高は前年同期比9.1%増の3,329億円、営業利益は20.1%増の254億円、経常利益は39.1%増の280億円と、いずれも過去最高値を更新しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は事業構造改善費用66億円などの特別損失計上により2.7%減の127億円にとどまりました。セグメント別では、高機能プラスチックスが半導体需要の旺盛な取り込みにより売上高18.6%増・営業利益24.9%増と牽引した一方、住宅カンパニーは新築戸建て棟数減少の影響で売上高1.0%減・営業利益36.5%減と苦戦しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.4%増の1兆4,617億円となりました。棚卸資産の増加などにより流動資産が3.5%増加した一方、コマーシャル・ペーパーの新規発行500億円により流動負債が9.1%増加し、自己資本比率は59.6%から58.2%へ低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは64億円の支出となり、前年同期の82億円の収入から悪化しました。棚卸資産の増加や法人税等の支払増加が主因です。投資活動によるキャッシュ・フローは215億円の支出と前年同期の143億円の支出から拡大しました。財務活動によるキャッシュ・フローはコマーシャル・ペーパー発行により277億円の収入となり、前年同期の290億円の支出から大幅に改善しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
第2四半期累計の業績予想は、4月28日公表の従来予想から上方修正されました。売上高は6,905億円(前回予想比2.0%増)、営業利益は480億円(同3.4%増)、経常利益は493億円(同5.8%増)に引き上げられています。一方、通期予想は変更なく、売上高1兆4,084億円(前期比7.6%増)、営業利益1,150億円(同8.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益760億円(同1.1%増)が維持されています。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり81円(中間40円・期末41円)が予定されており、前期の80円から1円の増配となる見通しです。直近公表の配当予想からの修正はありません。
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