2025年3月期第4四半期決算短信の要約
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当社グループは、売上高51.8億円、営業損失29.14億円、経常損失25.37億円、親会社株主に帰属する四半期純損失33.56億円を計上し、9.29億円の債務超過となりました。EV充電事業への積極投資により固定資産が増加する一方、短期借入金も増加しています。財務基盤の強化と事業成長に向け、伊藤忠エネクスとの資本業務提携や中部電力ミライズとのEV充電事業の合弁会社化を決定しました。
主な事業セグメント
当社グループは、「エネルギープラットフォーム事業」、「エネルギーデータ事業」、「EV充電事業」の3つの事業セグメントを展開しています。エネルギープラットフォーム事業では電力・ガス切替プラットフォームを、エネルギーデータ事業ではエネルギー事業者向けSaaSを、EV充電事業ではEV充電インフラの整備・運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第4四半期連結累計期間の売上高は51.8億円、営業損失29.14億円、経常損失25.37億円、親会社株主に帰属する四半期純損失33.56億円となりました。エネルギープラットフォーム事業の売上高は39.02億円、セグメント利益は4.08億円、エネルギーデータ事業の売上高は11.61億円、セグメント利益は1.83億円、EV充電事業の売上高は1.15億円、セグメント損失は25.07億円となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比34.43億円増の90.08億円となりました。主な増加要因は、EV充電事業に係る有形固定資産の増加30.01億円です。負債合計は前連結会計年度末比28.94億円増の99.38億円となりました。主な増加要因は、短期借入金の増加34.22億円です。純資産合計は前連結会計年度末比5.49億円増の△9.29億円となり、自己資本比率は△10.6%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュ・フローの詳細な数値は記載されていませんが、EV充電事業への積極投資により、投資活動によるキャッシュ・フローのマイナスが拡大していると推測されます。一方で、短期借入金の増加により、財務活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっていると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期（15ヶ月変則決算）において、売上高65億円を予想しています。エネルギー業界を取り巻く環境は、電力料金の値上げや卸電力市場価格の落ち着きが見られ、新電力の販売電力量割合も反転傾向にあります。また、大手電力8社の前期業績が過去最高益を記録し、ITへの投資意欲が改善する見通しです。
株主還元
配当金に関する具体的な記載はありません。
注意事項
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