2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比24.9%増の101億円、営業利益が119.4%増の12億円と大幅な増収増益を達成しました。為替差益の寄与により経常利益は14億円へ急拡大し、親会社株主帰属純利益も10億円の黒字に転換。通期予想は据え置かれています。
主な事業セグメント
第一稀元素化学工業株式会社は、化学工業製品の製造・販売を単一セグメントで展開しています。主な分野は自動車排ガス浄化触媒、半導体・エレクトロニクス、エネルギー、ヘルスケアなどの戦略分野、および構造部材・ブレーキ等の基盤分野です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上高は前年同期比24.9%増の101億円となりました。自動車排ガス浄化触媒分野が28.1%増、戦略分野が35.8%増と牽引しました。営業利益は販売数量の増加と販管費の一部減少により119.4%増の12億円と大幅改善。経常利益はベトナム子会社関連の為替差益が寄与し、前年同期の1,500万円から14億円へと急拡大しました。親会社株主帰属純利益は前年同期の赤字から10億円の黒字に転換しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比12.2億円減の657億円となりました。現金及び預金が18.0%減少した一方、原材料及び貯蔵品が31.3%増加しました。短期借入金は77.3%減少し、自己資本比率は前期末の57.5%から59.3%へ改善しています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。なお、減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)は前年同期の7.82億円から8.28億円へ増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は売上高370億円(前期比3.5%増)、営業利益30億円(同13.8%減)、経常利益20億円(同38.6%減)、親会社株主帰属純利益15億円(同40.3%減)と増収ながら減益を見込んでいます。第1四半期の経常利益進捗率は70.3%と予想を大幅に上回っていますが、為替変動リスクや中国のレアアース輸出管理強化など不確実性があるとして、業績予想は据え置かれています。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり30円(中間15円・期末15円)が予定されています。前期の年間配当金28円から2円の増配となる見通しで、配当予想に変更はないとされています。
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