2025年９月期 第１四半期決算短信の要約
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GMOフィナンシャルゲート株式会社の2025年9月期第1四半期は、売上収益45.84億円(前年同期比1.9％増)、営業利益8.27億円(同69.1％増)と増収増益となりました。決済処理件数やGMVの拡大、高利益率の端末販売や開発売上の増加が業績を牽引し、特に営業利益は大幅な伸びを示しています。
主な事業セグメント
GMOフィナンシャルゲート株式会社は、対面キャッシュレス決済プラットフォームを提供する事業を展開しています。主に決済端末の販売や決済処理サービスを行っており、中小案件の積み上げや大口加盟店向けの決済サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益が45.84億円(前年同期比1.9％増)、営業利益が8.27億円(同69.1％増)と大幅な増益となりました。利益率の高い端末販売や開発売上の増加、リカーリング型売上の伸長が増益の主な要因です。決済処理件数やGMV(決済処理金額)も順調に拡大し、特に年末商戦期の消費拡大が寄与しました。
貸借対照表の変化
資産合計は114.17億円(前期末比19.6％減)となりました。主な変動として、現金及び現金同等物が14.07億円、営業債権及びその他の債権が9.79億円減少しました。負債合計は59.4億円(同28.6％減)となり、営業債務及びその他の債務が11.78億円、その他の流動負債が7.39億円減少しました。資本合計は54.76億円(同7.0％減)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.49億円の支出(前年同期は7,800万円の収入)となりました。主な要因は、営業債務及びその他の債務の減少11.26億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2.25億円の支出(前年同期比26.0％減)となり、主に無形資産の取得による支出2.1億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは10.31億円の支出(前年同期は1.08億円の収入)となり、主に配当金の支払5.13億円、自己株式の取得5億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想は、売上収益222億円(前期比18.7％増)、営業利益20.2億円(同31.9％増)、税引前利益20.02億円(同32.3％増)、当期利益13.16億円(同22.4％増)を見込んでいます。キャッシュレス決済市場の拡大を背景に、加盟店の新規獲得や決済処理センターの増強などに注力し、中長期的な成長を目指す方針です。
株主還元
2024年9月期の期末配当金は1株当たり62円、2025年9月期の配当予想は1株当たり80円となっています。配当金の総額は前期5.15億円から増加が見込まれます。
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