2025年3月 第3四半期決算短信の要約
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関東電化工業の第3四半期決算は、売上高が前年同期比5.0%減の466億2,100万円となる一方、経常利益は30億8,100万円と大幅に改善しました。精密化学品事業の収益性回復が寄与し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比726.5%増の18億6,900万円となりました。
主な事業セグメント
関東電化工業株式会社の主な事業セグメントは、基礎化学品事業、精密化学品事業、鉄系事業、商事事業、設備事業です。精密化学品事業が売上高の約8割を占める主力事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は466億2,100万円(前年同期比5.0%減)となりました。一方、経常利益は30億8,100万円(前年同期は2,400万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億6,900万円(前年同期比726.5%増)と大幅に改善しました。精密化学品事業の収益性回復が主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は1,258億8,700万円(前期末比0.5%増)、純資産は664億8,400万円(同1.4%増)となりました。自己資本比率は51.5%(前期末51.1%)と若干改善しています。有形固定資産が25億7,000万円増加した一方、現金及び預金が29億3,000万円減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細は記載されていませんが、減価償却費は61億2,600万円(前年同期比1.7%減)となっています。投資活動では、有形固定資産の取得による支出が増加していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高634億円(前期比2.1%減)、営業利益38億円、経常利益44億円、親会社株主に帰属する当期純利益28億5,000万円を見込んでいます。第3四半期までの進捗率は売上高73.5%、経常利益70.0%となっています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり16円(中間8円、期末8円)を予定しています。前期の年間配当金14円から2円の増配となる見通しです。
注意事項
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