2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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石原産業の第３四半期業績は、売上高1,054億円（前年同期比7.0%増）、営業利益38億円（同54.4%増）と増収増益となりました。農薬の海外販売や機能性材料の好調が寄与しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億円（同36.7%減）と減少しています。通期予想は据え置かれていますが、配当予想は85円に上方修正されました。
主な事業セグメント
石原産業株式会社の主な事業セグメントは、有機化学事業と無機化学事業です。有機化学事業では主に農薬を扱い、無機化学事業では機能性材料や酸化チタンを製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高が1,054億円（前年同期比7.0%増）、営業利益38億円（同54.4%増）、経常利益56億円（同6.6%増）となりました。有機化学事業では農薬の海外販売が堅調に推移し、無機化学事業では機能性材料の海外販売が好調でした。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億円（同36.7%減）と減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.3%減の2,191億円となりました。流動資産は受取手形、売掛金及び契約資産の減少などにより5.5%減少し、固定資産は有形固定資産の増加などにより5.9%増加しました。負債は前連結会計年度末比3.7%減の1,138億円、純資産は0.8%減の1,052億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から33億円増加し233億円となっています。また、減価償却費及びその他の償却費は36億円と前年同期比8.9%減少しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高1,480億円（前期比6.9%増）、営業利益100億円（同13.0%減）、経常利益95億円（同36.0%減）、親会社株主に帰属する当期純利益60億円（同24.9%減）を見込んでいます。前回公表からの変更はありません。
株主還元
配当予想は、前回公表時の1株当たり70円から85円に上方修正されています。
注意事項
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