2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社トレードワークスの2024年12月期決算は、売上高が45.91億円（前年同期比22.3%増）と増収となりましたが、営業損失5,500万円、経常損失5,300万円、親会社株主に帰属する当期純損失1.51億円と損失が拡大しました。2025年12月期は売上高52億円、営業利益1.8億円を見込んでおり、新サービス開始や資本業務提携による成長を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社トレードワークスは、金融ソリューション事業、FXシステム事業、デジタルコマース事業、ソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業、基幹サーバー・ネットワーク設計及び構築、システム運用のコンサルティング事業を展開しています。主に証券インターネット取引システムの開発・システムサービスを中心に事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は45.92億円（前年同期比22.3％増）と増収となりましたが、営業損失5,526.7万円（前年同期は営業利益3,128.1万円）、経常損失5,321万円（前年同期は経常利益4,125万円）、親会社株主に帰属する当期純損失1.52億円（前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失5,330.1万円）と損失が拡大しました。金融ソリューション事業の売上高は30.93億円（前年同期比10.3％増）と堅調に推移しましたが、費用増加により全体として損失計上となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比4.6%減の29.04億円となりました。主に売掛金の減少により流動資産が減少し、固定資産の減価償却も進みました。負債は前連結会計年度末比2.0%減の16.26億円となりました。短期借入金は増加しましたが、長期借入金が減少しました。純資産は前連結会計年度末比7.7%減の12.79億円となり、自己資本比率は44.0%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.78億円の収入（前年同期は2.07億円の支出）となりました。主に売上債権の減少によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3.97億円の支出（前年同期は4.05億円の支出）となりました。主に有形固定資産と無形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは3.08億円の収入（前年同期は5.15億円の収入）となりました。主に短期借入金の増加によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高52億円（前年同期比13.3%増）、営業利益1.8億円、経常利益1.8億円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでいます。インターネット技術やAI技術を基盤とするデジタル金融アドバイザリーサービスの開始や、SBIホールディングスとの資本業務提携による事業拡大を目指しています。
株主還元
2024年12月期の1株当たり配当金は20円（配当金総額6,800万円）となりました。2025年12月期も1株当たり20円の配当を予定しており、予想配当性向は60.0%となっています。
注意事項
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