2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社エイトレッドの2025年3月期決算は、クラウドサービスの成長により売上高が10.6%増の27.66億円となりました。利益面では緩やかな成長にとどまりましたが、次期はクラウド事業の拡大により二桁成長を目指しています。高い自己資本比率と増配方針も投資家にとって魅力的なポイントです。
主な事業セグメント
株式会社エイトレッドは、ワークフローソフトウエアの開発・販売を行う単一セグメントの企業です。主力製品にはパッケージソフトのX-pointとAgileWorks、およびクラウドサービスがあります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の業績は、売上高が27.66億円（前年同期比10.6%増）、営業利益が10.58億円（同0.8%増）、経常利益が10.6億円（同0.7%増）、当期純利益が7.28億円（同2.0%増）となりました。クラウドサービスの売上が26.7%増加し、全体の成長を牽引しています。一方で、利益の伸びは売上高の伸びに比べて緩やかでした。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比9.4%増の62.67億円となりました。主な変動として、現金及び預金が10.6%増加し49.91億円となりました。負債合計は前期末比0.8%増の11.3億円、純資産合計は前期末比11.6%増の51.37億円となりました。自己資本比率は80.8%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは11.48億円の収入（前期比6.1%増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.54億円の支出（前期比0.8%増）で、主に無形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.17億円の支出（前期比16.0%増）で、配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、売上高31.2億円（前期比12.8%増）、営業利益11.7億円（同10.6%増）、経常利益11.7億円（同10.3%増）、当期純利益7.84億円（同7.6%増）を見込んでいます。クラウドサービスの拡大や新規顧客獲得により、売上・利益ともに二桁成長を目指しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり32円（前期比6円増）となりました。2026年3月期は1株当たり34円（前期比2円増）の配当を予定しています。配当性向は32.9%から32.5%へと若干低下する見込みです。
注意事項
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