(株)キャピタル・アセット・プランニングの決算情報

株式会社キャピタル・アセット・プランニングは、金融機関向けのシステム開発事業を主な事業としています。生命保険会社、銀行、証券会社向けに、営業支援システムや資産運用・管理システム、ウェルスマネジメントプラットフォームなどを開発しています。

当第1四半期連結累計期間の売上高は20.6億円（前年同期比5.9％増）と過去最大を記録しました。営業利益は1,400万円（同33.1％増）、経常利益は900万円（同31.8％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は200万円（前年同期は0円の損失）となりました。生命保険会社向け売上が13.1％増加し、銀行や証券会社向けの開発案件も堅調でした。販管費の削減により利益率も改善しています。

総資産は前期末比1.5％増の57.43億円となりました。主な変動は、現金及び預金が2.52億円増加、売掛金及び契約資産が3.75億円減少、投資有価証券が2.1億円増加しました。純資産は3.2％増の34億円となり、自己資本比率は57.9％に上昇しました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が2.52億円増加しています。売上債権の回収が進んだ一方で、投資有価証券の取得があったと推測されます。営業活動によるキャッシュ・フローはプラス、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスだったと考えられます。

2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高87.8億円（前期比7.4％増）、営業利益4.5億円（同51.3％増）、経常利益4.4億円（同42.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益2.85億円（同81.8％増）を見込んでいます。第1四半期の実績は概ね計画通りに推移しており、通期予想に変更はありません。

2025年9月期の年間配当予想は17円（前期実績16円）となっています。中間配当8.5円、期末配当8.5円の予定です。配当予想に変更はありません。