2026年6月期 決算短信の要約
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笹徳印刷の2026年6月期は、コスト増加を価格転嫁しきれず減収減益となりました。売上高は前期比2.6%減の122億円、営業利益は65.9%減の6,000万円と大幅に悪化しています。来期は売上高6.4%増・営業利益26.4%増を見込み、回復を目指しています。
主な事業セグメント
笹徳印刷株式会社の事業は印刷事業の単一セグメントです。パッケージング分野(紙器・包装材等)とコミュニケーション分野(プリントメディア・販促企画・動画制作等)の2つの商品分野で構成されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年6月期の業績は減収減益となりました。売上高は前期比2.6%減の122億円、営業利益は65.9%減の6,000万円と大幅に落ち込みました。経常利益は34.7%減の2.7億円、親会社株主に帰属する当期純利益は20.9%減の1.9億円となっています。パッケージング分野では自動車用品・菓子食品向けが増加した一方、家庭用品向けが低調でした。コミュニケーション分野はデジタル化の進展や価格競争の激化により低調に推移しました。賃上げによる人件費上昇や原材料費・外注費の高騰が収益性を大きく圧迫しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比10.5%増の154億円となりました。機械装置及び運搬具(純額)が大幅に増加し、投資有価証券も時価評価により増加しています。負債合計は20.4%増の58億円となり、長期借入金の新規調達(6.1億円)が主因です。純資産は5.3%増の96億円で、自己資本比率は65.3%から62.2%へ低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.5億円の支出となり、前期の6,000万円の収入から悪化しました。仕入債務の減少(5.1億円)や棚卸資産の増加が主因です。投資活動は4.8億円の支出(前期は6.8億円の支出)と改善しました。財務活動は長期借入10億円により6.1億円の収入となり、前期の4.9億円の支出から大きく転換しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年6月期の通期業績予想は、売上高が前期比6.4%増の130億円、営業利益が26.4%増の8,000万円、経常利益が52.9%増の4.2億円、親会社株主に帰属する当期純利益が43.9%増の2.8億円と増収増益を見込んでいます。2030年6月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、コア事業の強化・生産体制の拡充・サステナビリティ経営の推進を基本方針としています。
株主還元
2026年6月期の年間配当金は前期と同額の1株当たり20円(中間8円・期末12円)で、配当性向は56.8%となりました。2027年6月期の年間配当予想も1株当たり20円(中間10円・期末10円)が予定されており、配当性向は38.9%の見込みです。
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