2024年12月期決算短信の要約
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株式会社ノムラシステムコーポレーションは、2024年12月期に売上高32.75億円（前期比11.2％増）、営業利益5.15億円（同10.8％増）を達成し、増収増益を実現しました。ERPソリューション事業に特化し、企業のIT投資需要を背景に成長を遂げています。一方、次期は減益予想となっており、今後の成長戦略が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社ノムラシステムコーポレーションは、ERPソリューション事業を主な事業セグメントとしています。SAPパッケージ導入のプライム案件受注に注力し、人事ソリューションを中心に営業活動を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の経営成績は、売上高32.75億円（前期比11.2％増）、営業利益5.15億円（同10.8％増）、経常利益5.15億円（同10.5％増）、当期純利益3.66億円（同1.8％増）となりました。企業のIT投資増加を背景に、人事ソリューションを中心とした営業活動が奏功し、売上高・利益ともに成長を遂げています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比7.5％増の36.99億円となりました。主な要因は現金及び預金の1.88億円増加です。負債は前期末比13.0％増の4.5億円、純資産は前期末比6.8％増の32.49億円となりました。自己資本比率は87.8％と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4.2億円の収入（前期比20.1％増）となり、主に税引前当期純利益5.15億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは900万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは2.23億円の支出となりました。結果、現金及び現金同等物の期末残高は28.54億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想は、売上高34.72億円（前期比6.0％増）、営業利益4.17億円（同18.9％減）、経常利益4.17億円（同18.9％減）、当期純利益2.85億円（同22.3％減）を見込んでいます。売上高は成長を予想する一方、利益面では減益を見込んでいます。
株主還元
2024年12月期の配当金総額は1.51億円、1株当たり配当金は3.25円となりました。2025年12月期も同様に1株当たり3.25円の配当を予定しています。
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