2025年3月期 第1四半期決算短信の要約
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PCIホールディングス株式会社の2025年3月期第1四半期は、売上高62.36億円(前年同期比2.7%増)、営業利益3.13億円(同75.0%増)と増収増益を達成しました。特にエンジニアリング事業が好調で、プロダクト/デバイス事業の利益率も改善。ICTソリューション事業も大幅な増収増益となり、全体として堅調な業績となっています。
主な事業セグメント
PCIホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、エンジニアリング事業、プロダクト/デバイス事業、ICTソリューション事業です。エンジニアリング事業では自動車関連のソフトウェア開発、プロダクト/デバイス事業では組込PCや半導体設計・テスト、ICTソリューション事業ではIoTやクラウド関連のサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が62.36億円(前年同期比2.7%増)、営業利益が3.13億円(同75.0%増)、経常利益が3.48億円(同67.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.58億円(同123.1%増)となりました。エンジニアリング事業が好調に推移し、プロダクト/デバイス事業の利益率も改善しました。ICTソリューション事業も大幅な増収増益となり、全体として増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
当第1四半期連結会計期間末の総資産は154.78億円(前期末比0.2%減)、純資産は92.05億円(同0.5%減)となりました。流動資産は1.24億円増加し、固定資産は1.48億円減少しました。負債は2,000万円増加し、62.72億円となりました。自己資本比率は56.5%(前期末56.6%)とほぼ横ばいを維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は1.49億円減少し38.17億円となりました。減価償却費は3,600万円、のれんの償却額は4,500万円計上されています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高127億円(前年同期比0.7%増)、営業利益5.9億円(同1.1%増)、経常利益5.9億円(同2.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3.65億円(同10.5%増)を見込んでいます。なお、当期は決算期変更により6ヶ月決算となるため、前年同期比は2024年9月期第2四半期累計期間との比較となっています。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、期末配当金として1株当たり18円00銭を予定しています。前期の2024年9月期は、期末配当金として1株当たり28円00銭(普通配当18円00銭、創業第20期記念配当10円00銭)を実施しました。
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