2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社モバイルファクトリーの2025年12月期第1四半期は、売上高が微減となったものの、利益面では増益を達成しました。主力のモバイルゲーム事業は売上高が0.6%増加し、EBITDAは3.5%増の1.79億円となりました。自己資本比率も83.0%に上昇し、財務基盤は引き続き安定しています。
主な事業セグメント
モバイルゲーム事業とコンテンツ事業が主な事業セグメントです。モバイルゲーム事業では位置情報連動型ゲーム「駅メモ！」を展開し、コンテンツ事業では着信メロディサービスを運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.7%減の6.95億円となりました。一方、EBITDAは3.5%増の1.79億円、営業利益は3.6%増の1.78億円、経常利益は2.5%増の1.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.8%増の1.28億円と、増益となりました。モバイルゲーム事業では売上高が0.6%増加しましたが、セグメント利益は15.4%減少しました。コンテンツ事業は売上高、利益ともに減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比14.4%減の36.1億円となりました。主な要因は、現金及び預金の4.1億円減少と売掛金の2.09億円減少です。負債は24.5%減の6.11億円、純資産は12.0%減の29.98億円となりました。自己資本比率は80.7%から83.0%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が4.1億円減少しています。これは主に配当金の支払い、自己株式の取得、法人税等の納付、賞与の支給によるものです。営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少などにより改善していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高34.7億円（前期比4.6%増）、営業利益10.2億円（同3.6%減）、経常利益10.19億円（同3.6%減）、親会社株主に帰属する当期純利益7.05億円（同0.9%増）を見込んでいます。第1四半期の実績は概ね計画通りに推移しており、通期予想に変更はありません。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当20円、期末配当20円の年間40円となっています。前期の実績は年間37円でしたので、3円の増配が予定されています。
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