2026年３月期 第１四半期決算短信の要約
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データセクション株式会社の2026年3月期第1四半期は、売上高6.68億円(前年同期比23.9%増)と増収となりましたが、AIデータセンター事業への先行投資により3.33億円の四半期純損失を計上しました。一方で、第20回新株予約権の行使による資金調達で財務基盤を強化し、AIデータセンター事業の本格展開に向けた準備を進めています。
主な事業セグメント
データセクション株式会社の主な事業セグメントは、国内事業と海外事業です。国内事業では、AIデータセンター事業、データサイエンス事業、システムインテグレーション事業、マーケティングソリューション事業を展開しています。海外事業では、マーケティングソリューション事業の「FollowUP」を海外展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は6.68億円(前年同期比23.9%増)となりました。一方、新規のAIデータセンター事業向けの先行投資費用等により、営業損失3.42億円(前年同期は9,100万円の損失)、経常損失3.17億円(前年同期は8,400万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失3.33億円(前年同期は9,300万円の損失)と、損失が拡大しています。国内事業の売上高は4.39億円(前年同期比43.7%増)、海外事業の売上高は2.28億円(前年同期比2.1%減)となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比39.7%増の64.16億円となりました。主な要因は、現金及び預金が14.71億円、ソフトウェアが4.12億円増加したことです。負債は24.8%減の16.5億円、純資産は98.6%増の47.66億円となりました。自己資本比率は72.6%(前連結会計年度末は50.4%)に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の開示はありませんが、現金及び預金が前連結会計年度末から14.71億円増加し19.97億円となっています。これは主に第20回新株予約権の行使による資金調達によるものと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高164.19億円(前期比458.0%増)、営業利益31.73億円、経常利益25.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益20.48億円となっています。AIデータセンター事業の本格的な立ち上げにより、大幅な増収増益を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2026年3月期の配当予想は年間0円となっています。
注意事項
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