2025年4月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社gumiの第3四半期決算では、売上高は14.6%減の74.05億円となりましたが、営業利益、経常利益、純利益ともに黒字転換を果たしました。特にブロックチェーン等事業が257.1%増収と大きく成長し、収益改善に貢献しています。自己資本比率も71.7%に上昇し、財務基盤が強化されています。
主な事業セグメント
株式会社gumiの主な事業セグメントは、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン等事業です。モバイルオンラインゲーム事業では主に他社IPタイトルを展開し、ブロックチェーン等事業ではエンターテイメント領域と金融領域で事業を推進しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は74.05億円(前年同期比14.6%減)となりました。一方で、営業利益は2.99億円(前年同期は30.29億円の損失)、経常利益は10.66億円(前年同期は27.16億円の損失)と大幅に改善しました。親会社株主に帰属する四半期純利益も15.05億円(前年同期は11.03億円の損失)と黒字転換を果たしています。 モバイルオンラインゲーム事業では、不採算タイトルの撤退や運営移管により減収となりましたが、コスト適正化により損失は大幅に縮小しました。ブロックチェーン等事業では、「OSHI3」関連の売上やノード運営による安定収益により、売上高は前年同期比257.1%増の18.11億円、営業利益は3.02億円と黒字化しています。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は232.3億円(前期末比20.2%増)となりました。主に暗号資産と現金及び預金の増加によるものです。負債合計は60.73億円(同14.3%減)となり、未払金と長期借入金が減少しました。純資産合計は171.57億円(同40.1%増)となり、自己資本比率は71.7%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末の47.78億円から62.43億円へと30.7%増加しています。これは主に営業活動による収入の増加や投資有価証券の売却による収入が寄与したものと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
モバイルオンラインゲーム事業では、他社IPタイトルを主軸に経営資源を投下し、収益力の拡大を目指す方針です。ブロックチェーン等事業では、「OSHI3」などのプラットフォーム構築やブロックチェーンゲームの配信、アセットマネジメントや投資事業の強化により、収益の主軸として成長させる計画です。ただし、事業環境の変化が激しいため、具体的な業績予想は非開示となっています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年4月期の配当金については現在未定であると記載されています。
注意事項
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