2025年3月期 決算短信の要約
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ハビックス株式会社の2025年3月期連結決算は、売上高が1.5％増の134.03億円となりましたが、利益面では減益となりました。不織布関連事業は好調でしたが、紙関連事業が苦戦しました。次期は厳しい経営環境が予想される中、更なる経営基盤の強化と企業価値向上に努める方針です。
主な事業セグメント
ハビックス株式会社の主な事業セグメントは、不織布関連事業と紙関連事業です。不織布関連事業ではパルプ不織布原反・加工品、化合繊不織布の製造販売を行い、紙関連事業では衛生用紙の製造販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は134.03億円(前期比1.5％増)となりました。一方、営業利益は6.95億円(前期比8.0％減)、経常利益は7.92億円(前期比10.2％減)、親会社株主に帰属する当期純利益は6.72億円(前期比0.4％減)と減益となりました。不織布関連事業は増収増益でしたが、紙関連事業は減収減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比7.86億円減少の123.09億円となりました。主な要因は、現金及び預金の11.09億円減少です。負債は前期末比13.19億円減少の50.44億円となりました。純資産は前期末比5.33億円増加の72.64億円となり、自己資本比率は59.0％に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5,200万円の収入(前期比15.92億円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.87億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6.75億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末より11.09億円減少し、7.99億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の個別業績予想は、売上高135億円(前期比1.4％増)、営業利益5.5億円(同23.3％減)、経常利益5.5億円(同32.0％減)、当期純利益4億円(同38.7％減)を見込んでいます。原燃料価格の高止まりや人件費・物流費等のコスト上昇が懸念される中、厳しい経営環境が続くと予想されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は18円(普通配当16円、上場20周年記念配当2円)となり、配当総額は1.4億円、配当性向は20.9％となる予定です。2026年3月期の配当予想は1株当たり16円(普通配当のみ)となっています。
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