2025年３月期 通期決算短信の要約
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当連結会計年度(9ヶ月)の業績は、売上高734.47億円、営業利益38.03億円、経常利益39.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益9.58億円となりました。米国向け販売減少の影響がありましたが、新規市場開拓により一定の水準を確保しました。今後は販売先の多角化や新工場稼働による生産体制強化、グリーンエネルギー事業の拡大に注力します。
主な事業セグメント
太陽光パネル製造事業とグリーンエネルギー事業が主要セグメントです。太陽光パネル製造事業では、パネルの製造販売を行っています。グリーンエネルギー事業では、太陽光発電システムや関連製品の販売、発電所の自社保有・運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度(2024年7月〜2025年3月の9ヶ月間)の売上高は734.47億円、営業利益は38.03億円、経常利益は39.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.58億円となりました。米国向け販売の減少がありましたが、インドや台湾向けの新たな販売戦略が功を奏し、一定の水準を確保しました。一方で、新工場建設の先行投資コストやベトナム工場の稼働率低下の影響がありました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比42.3億円減の1,459.43億円となりました。主な要因は、現金及び預金の112.89億円減少、有形固定資産の30.61億円減少です。一方で、売掛金が29.06億円増加、前渡金が65.69億円増加しました。負債は前期末比52.77億円減の1,024.63億円となりました。純資産は前期末比10.47億円増の434.8億円となり、自己資本比率は16.6%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは103.61億円の支出となりました。主な要因は、仕入債務の減少38.24億円、棚卸資産の増加25.73億円、前渡金の増加20.91億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは26.2億円の支出となりました。主に有形固定資産の取得39.89億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは41.28億円の収入となりました。短期借入れによる収入410.09億円が主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高950億円、営業利益60億円、経常利益60億円、親会社株主に帰属する当期純利益30億円を見込んでいます。太陽光パネル製造事業では、米国市場の不透明感がある中、欧州やアジア市場への販売多角化を進めます。グリーンエネルギー事業では、発電所の自社保有強化や海外展開、リユース事業の拡大を図ります。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は3円(期末配当のみ)、配当金総額は5,300万円となる予定です。2026年3月期の配当予想は現時点で未定となっています。
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