2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社ネクストジェンの2025年3月期第3四半期決算は、売上高25.13億円（前年同期比5.5％増）、営業利益1.68億円（同136.1％増）と増収増益となりました。特にコミュニケーションDX事業が27.9％増と大きく成長し、全体の業績を牽引しています。通期予想に変更はなく、引き続き成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社ネクストジェンは、音声を中心とする通信技術に関するソリューション・サービスを提供する単一セグメントの事業を展開しています。主にボイスコミュニケーション事業とコミュニケーションDX事業の2つに区分されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は25.13億円（前年同四半期比5.5％増）となりました。増収と外注費などのコスト削減により、営業利益は1.69億円（同136.1％増）、経常利益は1.6億円（同145.2％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.28億円（同146.4％増）と大幅な増益となりました。ボイスコミュニケーション事業の売上高は17.42億円（同2.1％減）、コミュニケーションDX事業は7.71億円（同27.9％増）となっています。
貸借対照表の変化
総資産は35.17億円（前期末比7.3％増）となりました。主な増加要因は現金及び預金の5.61億円増加、仕掛品の6,149.1万円増加です。負債総額は14.21億円（同7.8％増）となり、主な増加要因は前受金の1.99億円増加です。純資産は20.96億円（同6.9％増）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が5.61億円増加しています。これは主に営業活動によるキャッシュ・フローの改善を示唆しています。また、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が5,513.3万円増加しており、財務活動によるキャッシュ・フローにも影響を与えています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高37億円（前期比5.0％増）、営業利益2億円（同10.3％増）、経常利益1.9億円（同9.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益1.7億円（同1.8％増）を見込んでいます。この予想は2024年5月10日に公表されたものから変更はありません。
株主還元
2025年3月期の期末配当予想は1株当たり5円を予定しています。中間配当として1株当たり5円が実施されており、年間配当金は1株当たり10円となる見込みです。
注意事項
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