(株)環境フレンドリーホールディングスの決算情報

株式会社環境フレンドリーホールディングスの主な事業セグメントは、資源エネルギー事業、リユース事業、環境事業です。資源エネルギー事業では太陽光発電や電力小売、バイオマス事業を行っています。リユース事業では家電製品の仕入販売やソフトウェア開発を行っています。環境事業では立体駐車場の工事やビルメンテナンス業務を行っています。

当期の経営成績は、売上高が172.37億円(前年同期比1.3%増)となりました。しかし、営業損失5,300万円(前年同期は2.05億円の利益)、経常損失6,900万円(前年同期は1.69億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失1.54億円(前年同期は1.53億円の利益)と、利益面では大幅に悪化しました。セグメント別では、資源エネルギー事業の売上高が42.9%減少し、リユース事業が4.8%増加、環境事業が11.2%増加しています。

総資産は前期末比3.9%増の35.08億円となりました。主な増加要因は、のれんが5,600万円増加したことです。負債は前期末比23.6%増の3.09億円となりました。純資産は前期末比2.3%増の31.99億円となりました。自己資本比率は90.3%と高水準を維持しています。

営業活動によるキャッシュ・フローは9,300万円の支出(前期は6,600万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3,100万円の支出(前期は6,500万円の収入)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは2,300万円の収入(前期は1.96億円の収入)となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比7.9%減の10.41億円となりました。

2025年12月期の連結業績予想については、既存事業や新規事業の計画の実現可能性が不透明なため、現時点では未定とされています。資源エネルギー事業では天候や政策変更のリスク、リユース事業では消費者動向の変化や為替変動のリスク、環境事業では資源価格高騰や人員不足のリスクがあると認識されています。

当期・次期ともに無配当となっています。内部留保の充実を図るため、現状では配当を実施していません。