2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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アドバンスト・メディアの第3四半期決算は、売上高47.63億円（前年同期比10.0%増）、経常利益10.49億円（同4.8%増）と過去最高を達成しました。AI音声認識技術の需要拡大を背景に、ストック売上高が16.9%増加し、ストック比率も75.9%に上昇。自己資本比率は73.8%に改善し、財務基盤も強化されています。
主な事業セグメント
アドバンスト・メディアは、AI音声認識技術AmiVoice®を中核とする音声事業を展開しています。主な事業セグメントには、コンタクトセンター向けソリューション、議事録作成支援、医療向けAI音声入力、ボイステックプラットフォームなどがあります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は47.63億円（前年同期比10.0%増）、営業利益は9.6億円（同0.4%減）、経常利益は10.49億円（同4.8%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.38億円（同10.0%増）となりました。売上高と経常利益は第3四半期過去最高を達成しました。BSR1（第一の成長エンジン）の全事業部が増収し、BSR2（第二の成長エンジン）も海外事業部が増収となりました。ストック売上高は32.6億円（前年同期比16.9%増）、ストック比率は75.9%（前年同期比4.0ポイント増）と順調に拡大しています。
貸借対照表の変化
総資産は156.6億円（前期末比1.0%減）、純資産は115.61億円（同2.7%増）となりました。自己資本比率は73.8%（前期末71.0%）に上昇しました。流動資産は82.32億円（同9.4%減）、固定資産は74.27億円（同10.2%増）となりました。負債合計は40.98億円（同10.3%減）となり、長期借入金が6.73億円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、減価償却費は3.81億円（前年同期3億円）と増加しています。投資活動では投資有価証券の取得や評価替えにより2.66億円増加しました。財務活動では長期借入金が6.73億円減少し、配当金の支払いが3.03億円ありました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高70億円（前期比16.6%増）、営業利益14.7億円（同7.5%増）、経常利益14.9億円（同5.3%増）、親会社株主に帰属する当期純利益11.5億円（同14.3%増）を見込んでいます。この予想に変更はありません。
株主還元
2025年3月期の配当予想については、現時点で未定となっています。前期（2024年3月期）は、期末配当金として1株当たり19.5円が支払われました。
注意事項
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