(株)ザッパラスの決算情報

株式会社ザッパラスの主な事業セグメントは、モバイルサービス事業、海外事業、その他事業です。モバイルサービス事業が主力で、占いサービスを中心に展開しています。

2025年4月期の連結業績は、売上高が43.17億円（前期比1.3％減）、営業利益は3億円（前期比7.0％増）となりました。経常利益は2.43億円（前期比30.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は1.58億円（前期比2.3％減）でした。主力のモバイルサービス事業では新規コンテンツの投入やYouTubeを活用したプロモーションを展開し、M&Aにより電話占い「ウラナ」を譲り受けました。

総資産は54.78億円（前期比11.7％減）となり、主に現金及び預金の減少によるものです。負債合計は5.14億円（前期比2.0％減）、純資産は49.63億円（前期比12.6％減）となりました。自己資本比率は90.6％（前期比0.9ポイント減）と高水準を維持しています。

営業活動によるキャッシュ・フローは2.62億円の収入（前期比13.0％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは23.98億円の支出（前期は6,700万円の支出）で、主に投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは11.4億円の支出（前期比571.7％増）で、主に自己株式の取得によるものです。

2026年4月期の業績予想は、連結売上高41億円（前期比5.0％減）、営業利益2.1億円（前期比30.0％減）を見込んでいます。占いサービスを主軸に、既存ユーザーの満足度向上と潜在ユーザーとのコンタクトポイント拡大を目指し、会員共通基盤システムの構築や「占い師サミット」の企画開催などを計画しています。

2025年4月期の期末配当は1株当たり5円を予定しています。2026年4月期の配当予想は現時点で未定ですが、継続的かつ安定的な配当を実施する基本方針に基づき、適切な利益還元を検討する予定です。