ＧＭＯペイメントゲートウェイ(株)の決算情報

GMOペイメントゲートウェイ株式会社の主な事業セグメントは、決済代行事業、金融関連事業、決済活性化事業です。決済代行事業ではオンライン・対面決済サービス、金融関連事業では後払いや融資サービス、決済活性化事業ではマーケティング支援や医療予約システムを提供しています。

当中間連結会計期間の売上収益は407.57億円(前年同期比12.9%増)、営業利益は153.14億円(同21.0%増)と大幅に伸長しました。決済代行事業の売上収益は304.41億円(同11.7%増)、金融関連事業は95.09億円(同15.7%増)、決済活性化事業は8.75億円(同26.2%増)と、全セグメントで二桁成長を達成しています。特にGMOペイメントゲートウェイ株式会社のオンライン決済売上が20%以上増加し、業績を牽引しました。

資産合計は3,736.82億円(前期末比8.4%増)となりました。主な増加要因は、現金及び現金同等物が111.48億円、前渡金が104.83億円増加したことです。負債合計は2,666.57億円(同11.6%増)となり、主に預り金が216.9億円増加しました。資本合計は1,070.24億円(同1.1%増)となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは266.04億円の獲得(前年同期比21.4%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは54.98億円の使用(前年同期は18.27億円の獲得)となり、主に無形資産の取得や投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは103.27億円の使用(前年同期比233.7%増)となり、主に配当金の支払いによるものです。

2025年9月期の通期連結業績予想は、売上収益833.77億円(前期比13.0%増)、営業利益302.25億円(同20.0%増)、税引前利益287.22億円(同4.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益185.11億円(同1.0%減)を見込んでいます。親会社の所有者に帰属する当期利益の減少は、前期の一時的な投資売却益の影響によるものです。

2025年9月期の年間配当金は124円00銭を予定しており、前期と同額を維持する方針です。