2025年12月期第１四半期決算短信の要約
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株式会社アプリックスの2025年12月期第1四半期決算では、売上収益は減少したものの、事業利益や親会社の所有者に帰属する四半期利益が大幅に増加しました。特にストックビジネス事業の収益性が向上し、全体の利益改善に寄与しています。一方で、通期業績予想では増収減益を見込んでおり、今後の事業展開に注目が集まります。
主な事業セグメント
ストックビジネス事業とシステム開発事業の2つのセグメントで構成されています。ストックビジネス事業では主に音声・通信サービスの提供、モバイルWiFiルーターの販売、AIドライブレコーダーの販売を行っています。システム開発事業ではロケーションビーコンの販売やクラウド関連システムの開発を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上収益は7.76億円(前年同期比10.5%減)となりました。一方で、事業利益は4,200万円(前年同期比128.4%増)と大幅に増加しました。親会社の所有者に帰属する四半期利益も3,500万円(前年同期比232.7%増)と大きく伸長しています。売上は減少したものの、利益面では大幅な改善が見られました。
貸借対照表の変化
資産合計は37.95億円(前期末比2.3%減)となりました。主な変動として、現金及び現金同等物が9,200万円減少、営業債権及びその他の債権が1,600万円減少、棚卸資産が2,500万円増加しています。負債合計は12.42億円(前期末比3.8%減)となり、借入金が2,400万円、営業債務及びその他の債務が2,000万円それぞれ減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2,400万円の収入(前年同期は2,000万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,900万円の支出(前年同期比223.9%増)となり、主に無形資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは8,600万円の支出(前年同期は4.81億円の収入)となり、主に配当金の支払いと長期借入金の返済によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想について、売上収益は37.67億円(前期比1.6%増)、事業利益は1.65億円(前期比27.3%減)を見込んでいます。第1四半期の実績を踏まえても、この予想に変更はありません。
株主還元
2025年12月期の年間配当金は1株当たり3.5円(前期と同額)を予定しています。第2四半期末の配当は0円、期末配当は3.5円を予想しています。
注意事項
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