2025年9月期第2四半期(中間期)決算短信の要約
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株式会社フォーシーズHDの2025年9月期中間期は、売上高が11.9億円(前年同期比6.9%増)と増収となりましたが、7,300万円の営業損失を計上しました。通販・卸売事業は黒字化したものの、リテール事業の不採算店舗や太陽光発電所の売却遅れによるコンサルティング事業の損失拡大が影響しています。財務面では前渡金の増加や借入金の増加により自己資本比率が低下し、資金繰りに注意が必要な状況です。
主な事業セグメント
株式会社フォーシーズHDの主な事業セグメントは、通販事業、卸売事業、リテール事業、コンサルティング事業です。通販事業は電話販売とEC販売、卸売事業は国内外での商品販売、リテール事業はAroma Bloomの店舗運営、コンサルティング事業は再生可能エネルギー事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高11.9億円(前年同期比6.9%増)、営業損失7,300万円(前年同期は6,700万円の損失)、経常損失7,200万円(前年同期は6,800万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失5,800万円(前年同期は7,400万円の損失)となりました。通販事業と卸売事業は黒字化しましたが、リテール事業とコンサルティング事業は引き続き損失となっています。特にコンサルティング事業では、太陽光発電所の売却契約締結の遅れにより損失が拡大しました。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は27.58億円(前期末比20.3%増)、負債は16.43億円(前期末比46.7%増)、純資産は11.14億円(前期末比5.0%減)となりました。主な変動要因は、現金及び預金の減少6.32億円、前渡金の増加8.82億円、短期借入金の増加1.35億円、長期借入金の増加1.32億円です。自己資本比率は40.3%と前期末の51.0%から大幅に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.55億円の支出(前年同期は2,300万円の支出)、投資活動によるキャッシュ・フローは4.94億円の支出(前年同期は60万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは2.67億円の収入(前年同期は6,600万円の支出)となりました。主な要因は、棚卸資産の増加2.65億円、前渡金の増加1.16億円、事業譲受による支出5.86億円、短期借入れによる収入3.45億円です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高26.47億円(前期比17.2%増)、営業利益900万円、経常損失700万円、親会社株主に帰属する当期純損失900万円を見込んでいます。前回公表の業績予想から修正されていますが、詳細は別途公表の「2025年9月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
株主還元
2025年9月期の配当予想は未定です。前期(2024年9月期)の配当実績は、中間配当0円、期末配当0円の年間配当0円でした。
注意事項
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