2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社オプティムの2025年3月期連結決算は、売上高105.8億円(前年同期比3.3%増)、営業利益19.54億円(同0.7%増)と増収増益を達成しました。主力のライセンス収入等によるストック売上が約109%成長し、好調に推移しています。一方で、ソフトウエア開発投資や人材獲得・定着のための投資を積極的に行っており、次期は減益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社オプティムは、IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービスを提供しています。主力製品は「OPTiM Biz」というモバイルマネジメントサービスで、14年連続でトップシェアを誇っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の経営成績は、売上高105.8億円(前年同期比3.3%増)、営業利益19.54億円(同0.7%増)、経常利益18.62億円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11.78億円(同0.6%増)となりました。売上構造の中心であるライセンス収入等によるストック売上が前年比約109%成長し、好調に推移しています。一方で、第4四半期の一部取引を純額計上に変更したため、当初の売上計画は未達となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は110.94億円(前期末比15.31億円増)となりました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が9.94億円、ソフトウエアが4.98億円、投資有価証券が2.96億円増加したことです。負債合計は25.74億円(同3.54億円増)、純資産合計は85.19億円(同11.77億円増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは21.11億円の獲得(前年同期は19.65億円の獲得)となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益18.63億円、減価償却費11.09億円による資金増加です。投資活動によるキャッシュ・フローは19.66億円の使用(同15.04億円の使用)となり、主に無形固定資産の取得による支出15.71億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは3.12億円の使用(同80万円の獲得)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
翌連結会計年度の業績見通しは、売上高116.4億円(前年同期比10.0%増)、営業利益15.7億円(同19.7%減)を見込んでいます。売上高の増加を見込む一方で、ソフトウエア開発投資に伴う償却費用の増加や人材獲得・定着のための投資により、営業利益は減少する見通しです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益については、関連会社の損益の合理的な見積りが困難なため、具体的な予想数値は開示されていません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2026年3月期の配当予想は現在未定とされています。
注意事項
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