2025年9月期 第2四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社イルグルムの2025年9月期中間決算では、売上高が28.7％増の23.82億円となる一方、利益面では減益となりました。マーケティングDX支援事業は堅調に推移し、コマース支援事業は増収ながら利益率が低下しています。通期では増収増益を見込んでおり、今後の収益性改善が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社イルグルムは、マーケティングDX支援事業とコマース支援事業の2つの主要セグメントを展開しています。マーケティングDX支援事業では、広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を主力サービスとし、コマース支援事業では、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高23.82億円（前年同期比28.7％増）、営業利益7,100万円（同33.1％減）、経常利益6,500万円（同39.5％減）、親会社株主に帰属する中間純利益2,600万円（同49.1％減）となりました。売上高は増加したものの、コマース支援事業の利益率低下により減益となりました。マーケティングDX支援事業は増収増益、コマース支援事業は増収減益となっています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は32.81億円（前期末比6.9％減）、負債は14.04億円（同11.6％減）、純資産は18.77億円（同3.0％減）となりました。自己資本比率は55.9％（前期末53.3％）に上昇しています。主な変動として、受取手形及び売掛金が1.25億円増加、未収入金が1.59億円減少、現金及び預金が1.11億円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.92億円の収入（前年同期比26.0％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは9,200万円の支出（同33.9％増）、財務活動によるキャッシュ・フローは2.09億円の支出（同23.0％減）となりました。主な要因として、税金等調整前中間純利益6,500万円、減価償却費9,500万円、長期借入金の返済による支出1.11億円が挙げられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高48億円（前期比32.0％増）、営業利益2億円（同21.6％増）、経常利益1.9億円（同17.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益1億円（同45.4％増）を見込んでいます。直近に公表された業績予想からの修正はありません。
株主還元
2025年9月期の年間配当金は1株当たり7.9円を予定しています。前期の配当金は7.8円でした。
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