2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ブイキューブの2025年12月期第1四半期は、売上高が前年同期比12.8%減の24.46億円となり、連結子会社のNASDAQ上場関連費用により7.14億円の営業損失を計上しました。一方で、TEN Holdings, Inc.の上場による資金調達等により純資産は13.68億円に増加し、財務基盤が改善されています。
主な事業セグメント
株式会社ブイキューブは、エンタープライズDX事業、イベントDX事業、サードプレイスDX事業の3つの主要セグメントを展開しています。これらは企業のコミュニケーションDX支援、イベントのリモート化支援、テレワーク環境の提供を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比12.8%減の24.46億円となりました。営業損失は7.14億円（前年同期は1.2億円の利益）を計上しました。これは主に連結子会社TEN Holdings, Inc.のNASDAQ上場に伴う株式報酬費用5.36億円の計上によるものです。経常損失は7.55億円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.13億円となりました。
貸借対照表の変化
資産は前期末比5.34億円増の110.15億円となりました。これは主に投資有価証券の一部売却に伴う未収入金5.67億円の計上によるものです。負債は前期末比8.09億円減の96.47億円となりました。純資産は前期末比13.44億円増の13.68億円となり、自己資本比率は5.9%に改善しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は2.65億円（前年同期比3.6%増）、のれんの償却額は3,300万円（前年同期比1.8%増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高100億円（前期比4.4%減）、調整後EBITDA 10.5億円（前期比0.3%減）、営業損失7億円、経常損失9億円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期の配当予想は第2四半期末0円、期末0円、年間合計0円となっています。
注意事項
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