2025年２月期 決算短信の要約
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電子書籍流通事業の好調と戦略投資事業の改善により、売上高1,019.14億円(前年同期比8.4%増)、営業利益24.75億円(同19.8%増)を達成しました。今後も国内外でのコンテンツ流通ソリューション進化を図り、さらなる成長を目指します。
主な事業セグメント
電子書籍流通事業と戦略投資事業の2つのセグメントで構成されています。電子書籍流通事業は電子書籍コンテンツの取次や電子書店の共同運営を行い、戦略投資事業は出版業界のネットワークを活用した新規事業開発を目指しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は1,019.14億円(前年同期比8.4%増)、営業利益は24.75億円(同19.8%増)、経常利益は23.6億円(同18.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13.63億円(前年同期は3.19億円の損失)となりました。電子書籍流通事業の好調な推移と戦略投資事業の赤字幅縮小が増収増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
資産合計は531.6億円(前年同期比3.0%増)となりました。流動資産が399.6億円(同9.8%増)に増加した一方、固定資産は131.99億円(同13.2%減)に減少しています。負債合計は354.51億円(同0.1%増)、純資産合計は177.08億円(同9.3%増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは39.31億円の収入(前年同期比23.9%増)、投資活動によるキャッシュ・フローは1.37億円の収入(前年同期は6.88億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは15.34億円の支出(前年同期は16.45億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高1,060億円(前年同期比4.0%増)、営業利益27.2億円(同9.9%増)、経常利益27億円(同14.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億円(同46.7%増)を見込んでいます。
株主還元
当期の期末配当は1株当たり36円(配当金総額5.46億円)に上方修正されました。次期の年間配当予想は4円増配の1株当たり40円とし、総還元性向30%以上を念頭に置いています。
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