ポールトゥウィンホールディングス(株)の決算情報

ポールトゥウィンホールディングス株式会社は、サービス・ライフサイクルソリューション事業を展開しています。主に国内外でゲーム、Tech、Eコマース市場向けにデバッグ、ソフトウェアテスト、カスタマーサポート、ローカライズなどのサービスを提供しています。

当第1四半期連結累計期間の売上高は127.59億円(前年同期比6.7%増)となりました。営業損失は2,200万円(前年同期は1.23億円の損失)、経常損失は4.8億円(前年同期は9,100万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6.09億円(前年同期は4.04億円の損失)となりました。国内ソリューションではTech市場向けのソフトウェアテストが好調で、海外ソリューションではローカライズやカスタマーサポートが増加しました。一方で、為替差損4.33億円の発生が利益を圧迫しています。

総資産は前期末比5.2%減の269.52億円となりました。主な減少要因は受取手形、売掛金及び契約資産の16.68億円減少です。負債は前期末比3.0%減の155.14億円となりました。主な増減は短期借入金の6億円増加と未払金の11.57億円減少です。純資産は前期末比8.1%減の114.38億円となりました。自己資本比率は42.4%と前期末から1.3ポイント低下しています。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比2.12億円増加の72.25億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少などにより改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得などにより支出が発生したと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加6億円などにより収入が増加したと推測されます。

2026年1月期の通期連結業績予想は、売上高550.52億円(前期比5.4%増)、営業利益12.02億円(同52.9%増)、経常利益11.58億円(同53.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3.1億円を見込んでいます。第1四半期の売上高は社内計画を若干下回りましたが、利益は計画を上回っており、第2四半期以降は概ね計画通りに推移すると予測しています。業績予想に変更はありません。

2026年1月期の配当予想は、中間配当8円、期末配当8円の年間16円を予定しています。前期と同額の配当を維持する方針です。