2025年10月期 第2四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社モルフォの2025年10月期中間期決算は、売上高が前年同期比0.7%減の15.31億円となり、利益面では大幅な減少を記録しました。ロイヤリティ収入は増加したものの、開発収入の減少が影響しています。通期予想では売上高12.0%増、営業利益47.8%増を見込んでおり、下半期での業績回復に期待がかかります。
主な事業セグメント
株式会社モルフォは、イメージング・テクノロジーを軸にしたソリューションを提供する企業です。主な事業領域は、スマートデバイス、車載/モビリティ、DXの3つで、これらを戦略領域として顧客企業の課題解決を図っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は15.31億円（前年同期比0.7%減）、営業損失1.08億円（前年同期は1.01億円の利益）、経常損失1.29億円（前年同期は1.43億円の利益）、親会社株主に帰属する中間純損失1.92億円（前年同期は1.18億円の利益）となりました。売上高はほぼ横ばいでしたが、利益面では大幅な減少となりました。ロイヤリティ収入は11.5%増加しましたが、開発収入が15.3%減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は39.5億円（前期末比7.3%減）、純資産は34.53億円（同5.1%減）となりました。主な変動として、現金及び預金が3.82億円減少、売掛金が1.73億円減少、投資有価証券が1.4億円増加しました。自己資本比率は87.4%（前期末85.4%）と2ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4,600万円の支出（前年同期は9,000万円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2.33億円の支出（前年同期比258.9%増）で、主に無形固定資産と投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは100万円の支出（前年同期比77.8%減）でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高37億円（前期比12.0%増）、営業利益3.8億円（同47.8%増）、経常利益4.1億円（同37.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益3.2億円（同6.1%増）を見込んでいます。上半期の業績は厳しい結果となりましたが、下半期での回復を期待しているようです。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年10月期の期末配当予想は0円とされています。
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