2025年2月期 決算短信の要約
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株式会社TSIホールディングスの2025年2月期決算では、売上高が1,566億600万円(前期比0.8%増)と微増となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は152億3,000万円(前期比214.0%増)と大幅に増加しました。自己資本比率は76.4%と3.7ポイント上昇し、財務基盤が強化されています。次期は構造改革プロジェクトの遂行に注力し、収益改善に取り組む方針です。
主な事業セグメント
株式会社TSIホールディングスの主な事業セグメントは、アパレル関連事業と、その他事業です。アパレル関連事業では衣料品の企画、製造、販売等を行っており、その他事業では販売代行や人材派遣、合成樹脂製品の製造販売、店舗設計監理や飲食事業等を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は1,566億600万円(前期比0.8%増)、営業利益は16億3,600万円(前期比7.1%減)、経常利益は20億7,600万円(前期比44.7%減)となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は152億3,000万円(前期比214.0%増)と大幅に増加しました。アパレル関連事業の売上高は1,507億2,600万円(前期比0.4%増)、その他事業の売上高は66億8,000万円(前期比8.7%増)となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比76億9,400万円増の1,411億5,900万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金の増加(前期末比188億5,200万円増)です。負債は前期末比31億1,300万円減の329億2,800万円となりました。純資産は前期末比108億800万円増の1,082億3,000万円となり、自己資本比率は76.4%(前期末比3.7ポイント増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは57億1,700万円の収入(前年同期は5億2,500万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは283億2,800万円の収入(前年同期は34億9,600万円の収入)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは151億3,500万円の支出(前年同期は72億5,200万円の支出)となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末より190億5,500万円増加し、458億2,200万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想について、売上高は1,530億円(前期比2.3%減)、営業利益は57億円(前期比248.4%増)、経常利益は60億円(前期比188.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は42億円(前期比72.4%減)を見込んでいます。既存ブランドの成長を見込む一方、ブランドポートフォリオ見直しによる事業撤退の影響が予想されています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は65円(前期比50円増)となり、配当金総額は45億5,900万円(前期比33億1,600万円増)となりました。次期の1株当たり配当金予想は40円(当期比25円減)となっています。
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