2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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東海染工株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上高104.35億円(前年同期比5.5%増)、営業利益2.63億円(前年同期は3,400万円の損失)と大幅な増収増益となりました。染色加工事業の収益改善や海外事業の拡大が寄与し、通期業績予想も上方修正されています。財務面では総資産150.16億円(前期末比3.2%増)と堅調に推移しています。
主な事業セグメント
東海染工株式会社の主な事業セグメントは、染色加工事業、縫製品販売事業、子育て支援事業、倉庫事業、機械販売事業、洗濯事業です。染色加工事業が主力で、国内外で展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は104.35億円(前年同期比5.5%増)、営業利益は2.63億円(前年同期は3,400万円の損失)、経常利益は3.1億円(前年同期比537.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.68億円(前年同期は3,000万円の損失)となりました。染色加工事業の収益改善や海外事業の拡大が寄与し、大幅な増収増益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は150.16億円(前期末比3.2%増)、負債は67.72億円(同3.5%増)、純資産は82.43億円(同2.9%増)となりました。主な変動として、現金及び預金が5.34億円増加、投資有価証券が7,500万円増加しています。また、支払手形及び買掛金が8,400万円増加、長期借入金が1.25億円増加しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比5.34億円増加しています。営業活動によるキャッシュ・フローは改善していると推測されます。投資活動では設備投資や投資有価証券の取得、財務活動では借入金の増加などがあったと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高143億円(前期比8.2%増)、営業利益4億円(同831.1%増)、経常利益5億円(同268.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円(同131.1%増)と上方修正されました。国内外の染色加工事業での一層の収益改善が見込まれています。
株主還元
2025年3月期の年間配当予想は1株当たり20円で据え置かれています。前期実績も20円でした。配当予想の修正については、2024年8月23日に公表された「特別利益、特別損失の計上及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照するよう記載されています。
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