2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社Ｎｏ.１の当期業績は、売上高142.09億円(前期比5.6％増)と増収となりましたが、営業利益10.39億円(同15.4％減)、経常利益10.36億円(同14.8％減)と減益となりました。次期は生産性改善やM&Aにより増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社Ｎｏ.１は、OA機器や情報セキュリティ機器の販売、SES事業、システム開発事業などを手掛ける企業グループです。主力事業は情報セキュリティ機器の販売で、中小企業向けにITソリューションを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は142.09億円(前期比5.6％増)となりました。一方、営業利益は10.39億円(同15.4％減)、経常利益は10.36億円(同14.8％減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5.74億円(同35.2％減)と減益となりました。情報セキュリティ機器の販売は好調でしたが、利益面では前年を下回る結果となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比7.5％増の87.06億円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の6.05億円増加です。純資産は前期末比18.9％増の44.76億円となり、自己資本比率は51.2％と4.9ポイント上昇しました。これは主に利益剰余金の増加3.49億円によるものです。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは14.46億円の収入(前期比155.9％増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5.77億円の支出(前期比210.8％増)、財務活動によるキャッシュ・フローは4.34億円の支出(前期比5.0％増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は28.9億円と前期末から6.05億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高160億円(前期比12.6％増)、営業利益13億円(同25.1％増)、経常利益12.8億円(同23.5％増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億円(同21.9％増)と増収増益を見込んでいます。生産性改善施策やコスト削減、新規子会社の伸張、M&Aによる非連続成長を目指すとしています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり35円(前期比2円増)となりました。次期の配当予想は年間36円(前期比1円増)で、配当性向は35.0％を見込んでいます。
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