2025年３月期 決算短信の要約
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昭栄薬品株式会社の2025年3月期は、主力の化学品事業が好調で増収増益となりました。売上高250.12億円(前期比10.7%増)、営業利益5.59億円(同27.1%増)と大幅な成長を遂げ、売上総利益は4期連続で過去最高を更新しています。一方で、次期は減収減益を予想しており、今後の事業環境の変化に注目が必要です。
主な事業セグメント
昭栄薬品株式会社の主な事業セグメントは、化学品事業、日用品事業、土木建設資材事業の3つです。化学品事業は売上高の91.1%を占める主力事業で、界面活性剤等の原材料や中間製品を幅広い産業向けに販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高250.12億円(前期比10.7%増)、営業利益5.59億円(同27.1%増)、経常利益7.57億円(同16.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5.27億円(同7.2%増)と増収増益となりました。化学品事業が好調で、売上総利益は4期連続で過去最高を更新しました。
貸借対照表の変化
総資産は170.98億円(前期末比1.7%増)、負債は81.62億円(同6.3%減)、純資産は89.35億円(同9.8%増)となりました。主な変動として、投資有価証券が5.25億円増加し、支払手形及び買掛金が6.85億円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.71億円の支出(前期は8.18億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,100万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1.29億円の支出となりました。現金及び現金同等物の期末残高は15.87億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高244.64億円(前期比2.2%減)、営業利益4.05億円(同27.5%減)、経常利益5.94億円(同21.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4.17億円(同20.9%減)と減収減益を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は39円(前期比1円増)を予定しています。配当性向は25.2%となる見込みです。2026年3月期も1株当たり39円の配当を予定しています。
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