2025年４月期 第３四半期決算短信の要約
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日東製網株式会社の第3四半期決算は、売上高147.43億円(前年同期比4.9%増)、営業利益3.95億円(前年同期は1,000万円)と大幅に改善しました。漁業・陸上両事業で増収となり、原材料費上昇を価格転嫁や在庫管理改善で吸収し、利益を確保しています。通期予想は据え置かれています。
主な事業セグメント
日東製網株式会社の主な事業セグメントは、漁業関連事業と陸上関連事業です。漁業関連事業では漁網や養殖網などを扱い、陸上関連事業では獣害防止ネットや施工工事などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は147.43億円(前年同期比4.9%増)、営業利益は3.95億円(前年同期は1,000万円)と大幅に改善しました。経常利益は4.7億円(前年同期比39.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.16億円(前年同期比86.0%増)となりました。漁業関連事業では旋網部門や養殖網部門を中心に増加し、陸上関連事業でも獣害防止ネットや施工工事の受注が堅調でした。原材料費や人件費の上昇はありましたが、価格転嫁や在庫管理の改善により利益を確保しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.3%増の301.89億円となりました。流動資産は4.8%増加し171.7億円となり、主に商品及び製品の増加によるものです。固定資産は0.9%減少し130.18億円となりました。負債は前連結会計年度末比1.9%増の230.16億円となり、主に短期借入金の増加によるものです。純資産は3.3%増加し71.72億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は7.02億円(前年同期7.23億円)、のれん償却額は1,200万円(前年同期1,400万円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年4月期の通期連結業績予想は、売上高210億円(前期比0.5%増)、営業利益5億円(同15.9%増)、経常利益5.5億円(同34.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3.5億円(同36.0%減)を見込んでいます。直近に公表された業績予想からの修正はありません。
株主還元
2025年4月期の1株当たり配当金は、期末50円、年間50円を予定しています。前期と同額の配当を維持する方針です。
注意事項
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