2025年３月期 決算短信の要約
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ケイアイスター不動産株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高3,425.53億円（前期比21.0％増）と過去最高を達成し、営業利益172.55億円（同51.9％増）、経常利益151.24億円（同49.3％増）と大幅な増益となりました。主力の分譲住宅事業が好調で、販売棟数8,767棟、売上高3,228.44億円（同19.5％増）を記録しています。
主な事業セグメント
ケイアイスター不動産株式会社の主な事業セグメントは、分譲住宅事業と注文住宅事業です。分譲住宅事業では「高品質だけど低価格なデザイン住宅」を提供し、注文住宅事業では平屋注文住宅や規格型注文住宅の受注拡大に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が3,425.53億円（前期比21.0％増）と過去最高を記録しました。利益面では、人件費上昇等の影響があったものの、生産性向上や市場在庫調整により売上総利益率が回復し、営業利益は172.55億円（同51.9％増）、経常利益は151.24億円（同49.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は88.62億円（同31.4％増）となりました。分譲住宅事業の販売棟数は8,767棟、売上高は3,228.44億円（同19.5％増）でした。
貸借対照表の変化
資産合計は2,945.52億円（前期末比486.14億円増）となりました。主な要因は、現金及び預金が158.59億円増加、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が278.63億円増加したことです。負債合計は2,257.5億円（同408.37億円増）となり、主に土地仕入資金の調達による借入金の296.72億円増加によるものです。純資産合計は688.01億円（同77.77億円増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.26億円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益152.9億円を計上したものの、棚卸資産の増加額が212.79億円となったことによります。投資活動によるキャッシュ・フローは75.39億円の支出となり、主に貸付による支出43.44億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは222.14億円の収入となり、主に短期借入金及び長期借入金での純調達額257.25億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高3,700億円（前期比8.0％増）、営業利益230億円（同33.3％増）、経常利益200億円（同32.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益120億円（同35.4％増）を見込んでいます。分譲住宅のシェア拡大を成長戦略の主軸とし、新規エリアへの進出や既存エリアの深耕を図る方針です。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり151円（前期比29円減）となりました。2026年3月期の配当予想は、1株当たり年間200円（前期比49円増）を予定しています。
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